会務運営委員会
会務運営委員会は主に「足立区薬剤師会事務局」と
「足立区薬剤師会管理センター あだち薬剤師会薬局」の管理運営を担う委員会です。
【足立区薬剤師会事務局】
足立区薬剤師会会員A会員180名、B会員60名、賛助会員
計、約240名の会員への司令塔的業務を担っています。
その業務内容は日本薬剤師会、東京都薬剤師会、足立区、医療・介護団体との連携の窓口として業務を担い、会員はもとより区民、行政、医療団体への情報発信、情報収集を行っています。
また会員、各委員会、行政のイベント開催のサポート、薬剤師会会計業務など幅広い業務内容を担っています。
【あだち薬剤師会薬局】
東京都の依頼により区民への医療用医薬品供給強化を目的に
綾瀬駅徒歩2分の立地に平成7年1月開設いたしました。
「身近な健康パートナー」を理念に活動しております。
「会員薬局」が医療用医薬品在庫不足の場合に、
あだち薬剤師会薬局から小分け分譲を行うことで各薬局がスピーディーに地域医療に貢献可能になっています。
また「住み慣れた街でいつまでも」を目的に在宅訪問服薬指導も推進しています
会務運営委員会は以上の事業を通じ多くの皆様に貢献してまいります。
学術委員会
学術委員会では、会員の資質向上のため学術研修会を企画しています。
内容と致しましては、時代のニーズを先取りして重要な新薬が出る時や話題の疾患がある時などを中心に講師には医師などをお迎えして随時開催しております。
また、年2回東京都薬剤師会の先生を講師に迎え、薬局についての新しい情報などを講議して頂きます。
委員自身の資質向上のためには毎年、日本薬剤師学術大会へ参加し知識を習得しそれを基に会員へフィードバックすることもあります。
広報委員会
広報委員会は、地域に暮らす皆さまへ「薬局と薬剤師の役割」をわかりやすくお伝えし、安心できる地域医療の実現に寄与することを目的に活動しています。
薬剤師は、お薬の専門家として、病院・診療所・歯科・介護施設・学校・行政など、さまざまな現場と連携し、皆さまの日々の健康を支えています。
私たち広報委員会は、その活動や取り組みを丁寧に発信し、薬局がより身近な存在となることを目指しています。
主な情報発信内容
・災害時に備えた薬局ネットワークや防災対策
・学校薬剤師による教育現場での環境衛生・健康支援
・学術研究・研修活動を通じた薬剤師の専門性向上
・地域医療活動や健康相談イベントの紹介
・医師・歯科医師・看護師・ケアマネジャー等、多職種との連携事例
・足立区と協力した健康フェスタ・区民イベント情報
・オーバードーズ・違法薬物乱用防止への啓発
・休日・夜間に対応できる薬局情報の案内
また、薬局同士が協力し合い、地域全体で医療を支えるための情報共有・連携の場としても機能しています。
DXによるネットワーク整備を進め、平時・災害時・感染症流行時の円滑な情報共有体制を構築しています。
私たちの願い
薬局は、病院に行く前も、治療中も、そして元気なときも、いつでも相談できる「身近な健康拠点」です。
薬剤師は、地域の皆さまと向き合い、暮らしに寄り添い、健康を支える存在であり続けます。
「薬局はいつもあなたのそばで、健康を守っています。」
広報委員会は、これからも地域の皆さまの安心と信頼をつなぐ架け橋として活動を続けてまいります。
災害対策委員会
いざというとき、地域の医療を止めない。
足立区薬剤師会 災害対策委員会
足立区薬剤師会 災害対策委員会は、災害から区民のいのちと暮らしを守る「最後の砦」の一端を担うべく活動しています。
医師会、歯科医師会、柔道整復師会、足立区危機管理部・衛生部と緊密に連携し、平時から大規模防災訓練や医療救護所運営訓練に参加することで、実際の緊急事態に備えた体制を整えています。
過去の災害
① 平成16年(2004年)「新潟県中越地震」
② 平成23年(2011年)「東北地方太平洋沖地震」
③ 令和6年(2024年)「能登半島地震」
などの被災地支援では、委員会メンバーが現地に赴き、医薬品供給、調剤支援、服薬指導など、薬剤師としての専門性と覚悟をもって、全国から派遣された医療従事者とともに活動しました。
また「東日本大震災」では、気仙沼市において自衛隊とも協力し、現場支援にあたりました。
さらに、記憶に新しい新型コロナ禍においては、
区民の命を守るため、昼夜を問わず、休日を惜しまず、他委員会・行政・医療機関と協調し、ワクチン調整・供給体制を築き上げました。
混乱の中にあっても、私たちは 「地域の医療を止めない」 という信念を貫き続けました。
郷土・足立への誇り
足立区は、四方を河川に囲まれ、時に自然の脅威と向き合いながら、人々がこの地を守り続けてきた歴史があります。
困難のとき、区民は手を取り合い、支え合い、生き抜き、暮らしを育んできました。
**「共助」**という言葉が広まるよりずっと前から、
その精神は自然と区民の心に宿っていたものです。
あたたかい人情、誠実な勤勉さ、郷土を想うまなざし――
それこそが足立区の強さです。
そして私たちも、その足立区の一員です。
私たちの備えと使命
災害対策委員会では、
災害時薬剤師参集・拠点病院協力計画、支援出動・受援体勢計画の策定、
医薬品供給体制の構築、専用通信機器の整備、識別性の高い災害用ウェアの運用、
薬剤師会オリジナル三連複写式処方箋の導入など、
「実際に現場で動ける医療体制」 を日々鍛えています。
停電しても、通信が途絶えても、混乱の中であっても、
薬を必要としている人に、薬が届く体制を守り抜きます。
結び
私たちは、
敬愛する郷土・足立区の命と健康を守るために存在しています。
これまでも、そしてこれからも。
災害に強いまちをつくるために。
地域医療を未来へつなぐために。
私たちは歩みを止めることなく、活動を続けてまいります。
地域医療委員会
① 糖尿病重症化予防への取り組み
足立区薬剤師会では、「足立区糖尿病重症化フォロー事業」の一環として、区内12薬局において HbA1c(ヘモグロビンA1c)測定を実施しています。
この事業は、糖尿病治療を受けていない方を対象に、行政・足立区医師会・足立区歯科医師会と連携して行われています。
指先から微量の血液を採取し、専用の穿刺器具で HbA1c を測定することで、糖尿病リスクを早期に把握し、医療機関への受診を促す支援を行っています。
対象者:糖尿病治療を受けていない方
費用:足立区内在住の方 500円 / 区外在住の方 1,000円
※服用中の薬や既往症によっては受検できない場合があります。詳しくは実施薬局までお問い合わせください。
② 地域医療体制への貢献
足立区薬剤師会では、
足立区平日夜間小児初期救急事業
足立区休日応急診療事業
に薬剤師を派遣し、夜間・休日の地域医療体制を支える活動を継続しています。
地域の医療現場を支える「チーム医療の一員」として、薬剤師がその専門性を生かし、住民の安心を支えています。
③ 医療・介護・福祉・行政との連携研修
• 多職種連携研修会
• スキルアップ研修会
それぞれの専門職が互いの理解を深め、より良い地域医療連携の構築を目指しています。
④ 在宅医療推進のための研修会
• 無菌調製(無菌基礎実技研修会、CADDカセット充填実地研修)
• フィジカルアセスメント
• 認知症サポーター養成
• 栄養サポート
• 健康サポート薬局養成研修会
「薬にとらわれない」幅広い視点を重視し、地域で活躍できる薬剤師の育成を支援しています。
⑤ 地域住民への健康支援活動
地域住民の皆さまを対象に、正しい薬の使い方や健康づくりに関する学習会・啓発活動を行っています。
また、「地域医薬品提供体制強化事業」を通じて、災害時や緊急時にも医薬品を安心して入手できる体制づくりを進めています。
足立区薬剤師会 地域医療委員会は、医療・介護・福祉・行政と連携しながら、地域に根ざした薬剤師の役割をさらに広げてまいります。
住民の皆さまの健康を支える“身近な医療の担い手”として、これからも地域の安心と信頼を守り続けていきます。
薬薬連携委員会
薬薬連携(やくやくれんけい)とは
「薬薬連携」とは、薬局薬剤師と病院薬剤師が互いに協力し、患者さんの薬物療法を継続的かつ安全・適切に支援する仕組みを指します。
病院で処方された薬の情報や、患者さんの治療経過を院外の薬局薬剤師が正確に把握し、服薬支援や副作用のモニタリングを行います。
その上で、必要に応じて得られた情報を病院へフィードバックする――このように、双方の薬剤師が情報を共有し合う体制こそが、「薬薬連携」の中心的な役割です。
薬薬連携がもたらす効果
薬薬連携によって、患者さん一人ひとりに合わせたきめ細やかな薬物療法の継続支援が可能になります。
また、服薬状況の確認や副作用の早期発見を通じて、安全で質の高い医療の提供が実現します。
この連携は、医療現場における「情報の橋渡し役」として、地域医療全体の質の向上にもつながっています。
委員会の取り組み
私たち薬薬連携委員会では、区内および近隣の医療機関と密に連携しながら、患者さんが安心して治療を継続できる環境づくりに取り組んでいます。
薬局と病院の垣根を超え、地域の皆さまにより高度で安全な医療をお届けすることが、私たちの使命です。
倫理・自治指導委員会
倫理自治指導委員会では、東京都からの委託事業として、足立区薬剤会 会員薬局において主観的な自主点検を行っています。
自治指導員が足立区の会員薬局を客観的な視点で、薬局開設者及び薬局管理者の自主点検表を元に法規等を遵守する体制を確保しています。
例えば、要指導医薬品や1〜3類医薬品などの陳列、区分、薬剤師による要指導医薬品・1類医薬品の情報提供やその管理、店内での必要な掲示物と記載、薬局内での名札の着用、保険調剤に係わる自己負担に対する自社ポイントを付与していない、などになります。
保健所との会合も設け、区民の皆様方が安心・安全に薬局を利用していただける様、当委員会は務めてまいります。
公衆衛生委員会
区民のみなさまの健康を守り、疾病予防への関心を高めるため、公衆衛生委員会ではさまざまな活動を行っています。
健康まつり(毎年9月開催)
• お薬相談コーナー:薬剤師による服薬相談
• 血糖値測定:生活習慣病予防の一環として実施
• 薬剤師体験(小学生対象):白衣を着て、シロップ剤や軟膏剤を作成し、患者さんへの説明を体験していただきます
薬草勉強会
• 日本漢方協会より講師をお招きして、関東近郊の薬草園を訪問し、自然に触れながら薬草について学習します
薬物乱用防止街頭キャンペーン
• 足立区・千住警察署・帝京科学大学・薬物乱用防止推進協議会と連携し薬物乱用防止に向けた啓発活動をおこなっています
• ビュー坊(足立区)、ピーポくん(千住警察署)も参加し、啓発活動を盛り上げています
区民のための健康講座
• ノルディック・ウォーク体験:2本のポールを使って歩くことで、姿勢改善・歩幅拡大・糖尿病や認知症予防に効果が期待されます
蝶の観察会とフジバカマの匂い袋づくり
• 蝶の観察会:秋の七草スペースに植えられたフジバカマの周辺を歩きながら、モンシロチョウ、アゲハチョウ、南西諸島から北海道まで渡るアサギマダラなどを観察します。フジバカマはアサギマダラが好む花として知られています。
• 匂い袋づくり:フジバカマを刈り取り、乾燥させた葉を使って匂い袋を作ります。平安時代から親しまれてきた香りで、桜餅のような甘い香りが特徴です。
薬学生受入れ委員会
実務実習は、医療現場での薬剤師の役割を理解し、必要な知識や技術を習得するための重要なプログラムです。
▼実務実習の目的
実務実習は、薬学部で学んだ理論を実践に活かすための機会です。実習を通じて、薬剤師に求められる資質や役割を学び、医療チームの一員としての実践的なスキルを身につけることを目標とします。
▼実習の期間
実務実習は、薬局実習と病院実習の2つの部分に分かれており、各11週間、合計22週間のプログラムが一般的です。
▼実習内容
実務実習では、以下のような内容が含まれます:
• 調剤業務:処方せんに基づく調剤や、薬剤の管理、患者への服薬指導を行います。
• 薬物療法の実践:患者の病歴や治療計画に基づいて、適切な薬物療法を提案します。
• チーム医療への参画:医師や看護師と連携し、患者の治療に関与します。
• 地域医療への貢献:地域の保健・医療・福祉に関する活動にも参加します。
▼指導者の役割
実務実習は、認定実務実習指導薬剤師の指導のもとで行われます。指導薬剤師は、実習生の学習をサポートし、実習の進捗を評価します。また、実習生と医療チームとの円滑なコミュニケーションを促進する役割も担っています。
薬剤師の実務実習は、医療現場での実践的な経験を通じて、薬剤師としての基本的な知識やスキルを習得するための重要なステップです。実習を通じて、患者さまとの関わりやチーム医療の重要性を理解し、将来の薬剤師としての役割を果たすための基盤を築くことができます。
実習生受け入れ委員会では、指導薬剤師とともに薬学生が実りある薬局実習を行えるようにサポートしてまいります。
学校薬剤師部
学校保健安全法では各小中学校に医師、歯科医師、薬剤師を配置するように決まっております。
足立区薬剤師会でも足立区により任命された学校薬剤師が、足立区の小中学校104校において活動しております。
1日の1/3近くを学校で過ごす児童・生徒等の健康の維持・増進と学習能率の向上を図るためには、学校環境衛生の維持管理が重要となります。
主な活動内容としまして、
- ・飲料水の検査
- ・食室・食器洗浄検査
- ・プール管理指導
- ・教室内照度検査
- ・教室内空気検査(夏・冬、二酸化炭素濃度)査
- ・ダニ・アレルゲン検査
等があります。
各検査結果について学校と検討し、指導、助言をさせていただいております。
また、「薬について」「薬物乱用防止について」の講演も行っております。
