薬剤師会について

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委員会活動について

足立区薬剤師会では、地域の皆さまの健康な生活の確保及び向上を目的に、様々な事業をおこなっております。そしてそれぞれの事業を円滑に運営するため、複数の委員会を設置し日々活動しております。ここでは地域の皆さまと比較的近い距離で活動する委員会を紹介いたします。

地域医療委員会

・足立区糖尿病重症化フォロー事業の一環で足立区内の10薬局でHbA1cの測定を実施しております。この事業は糖尿病の治療をしていない方を対象として行政、足立区医師会と協力して指先穿刺器具を使って得られる微量の血液によりHbA1cの測定をします。足立区内にお住まいの方は1回500円、足立区外にお住まいの方は1回1000円で検査を受けられます。(服用している薬、病気によっては検査が受けられない場合もあるので、気になる方は気軽に電話でお問い合わせ下さい。)

・足立区平日夜間小児初期救急、足立区休日応急診療事業に薬剤師を派遣し地域活動に貢献しています。

・地域における医療・介護・福祉、行政との連携や在宅医療を推進するための研修会(フィジカルアセスメント、認知症サポート、無菌調剤、栄養サポートetc)薬にとらわれない幅広い分野での研修会や住民の方に向けた学習会などを開催しています。

公衆衛委員会

公衆衛生委員会では、区民の方々に疾病の予防や健康維持に関心をもっていただけるような活動を行っています。
毎年9月に行われる健康まつりでは、お薬の相談はもちろん、血糖値の測定、また小学生を対象とした薬剤師のお仕事体験(白衣を着て、シロップ剤や軟膏剤を作って患者さんにお薬の説明をします。)などを行っています。
薬草勉強会では、関東近郊の薬草園に足を運び、自然に触れあいながら楽しく薬草について学んでいます。薬剤師会で育てた薬草の幼株をお分けする機会もございますので、薬草を育てる楽しさも味わっていただきたいと思います。
薬物乱用防止街頭キャンペーンでは、足立区、千住警察署、帝京科学大学、薬物乱用防止推進協議会と協同し、薬物乱用防止啓発活動を行っています。ダメ。ゼッタイ。君をはじめ、足立区からはビュー坊、千住警察署からはピーポくんも参加して活動を盛り上げてくれています。
区民のための健康講座では、ノルディック・ウォーク体験に力を入れています。ノルディック・ウォークは2本のポールを使用して歩くため、姿勢もよくなり、歩幅も広がるので認知症予防になるといわれています。
2020年には、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。スポーツへの関心がますます高まります。今後はアンチ・ドーピングの啓発活動にも力を入れていきたいと考えています。

学術委員会

学術委員会では、会員の資質向上のため学術研修会を企画しています。

内容と致しましては、時代のニーズを先取りして重要な新薬が出る時や話題の疾患がある時などを中心に講師には医師などをお迎えして随時開催しております。

また、年2回東京都薬剤師会の先生を講師に迎え、薬局についての新しい情報などを講議して頂きます。

委員自身の資質向上のためには毎年、日本薬剤師学術大会へ参加し知識を習得しそれを基に会員へフィードバックすることもあります。

学校薬剤師部

学校保健安全法では各小中学校に医師、歯科医師、薬剤師を配置するように決まっております。
足立区薬剤師会でも足立区により任命された学校薬剤師が、足立区の小中学校104校において活動しております。
1日の1/3近くを学校で過ごす児童・生徒等の健康の維持・増進と学習能率の向上を図るためには、学校環境衛生の維持管理が重要となります。

主な活動内容としまして、

  • ・飲料水の検査
  • ・食室・食器洗浄検査
  • ・プール管理指導
  • ・教室内照度検査
  • ・教室内空気検査(夏・冬、二酸化炭素濃度)査
  • ・ダニ・アレルゲン検査

等があります。

各検査結果について学校と検討し、指導、助言をさせていただいております。
また、「薬について」「薬物乱用防止について」の講演も行っております。